IELTSリスニング対策完全ガイド|独学で6.5達成する勉強法【2026年版】
「リスニングは聞き取れたはずなのに、スコアが伸びない」 「Section 4になると、話についていけなくなる」 「コンピューター版とペーパー版、どちらを受けるべきかわからない」
IELTSリスニングは4技能の中では比較的スコアが上げやすいセクションですが、日本人受験者のリスニング平均スコアは5.9で、リーディング(6.1)を下回っています(IELTS公式統計)。
この記事では、IELTS 6.5を取得した開発者(Ko Inoue)が、セクション別の攻略法からスコア帯別の週単位ロードマップまで、独学でリスニングスコアを確実に伸ばすための対策を完全に解説します。
この記事でわかること: - IELTSリスニングの基本情報とコンピューター版・ペーパー版の戦略の違い - セクション1〜4それぞれの攻略法と問題形式別の解答テクニック - 日本人が苦手なイギリス英語・オーストラリア英語のアクセント対策 - スコア帯別(5.0→5.5→6.0→6.5→7.0)の具体的な週単位学習ロードマップ - 独学で使える効率的な勉強法5選とおすすめ教材
IELTSリスニングの基本情報
まず、スコアアップに直結するリスニングの基本情報を整理します。
試験形式:4セクション・40問
IELTSリスニングは約30分の音声を聞き、40問に解答するテストです。Academic/General共通で同じ問題が出題されます。
項目 | 内容 |
|---|---|
試験時間 | 約30分(音声)+ 転記時間 |
問題数 | 40問(各セクション10問) |
セクション数 | 4セクション |
音声再生 | 1回のみ(聞き直し不可) |
出題形式 | 穴埋め・選択・マッチング・地図ラベルなど |
スコア範囲 | Band 1.0〜9.0(0.5刻み) |
重要なポイント: 音声は1回しか再生されません。TOEICのように2回聞ける試験とは異なるため、集中力の配分が勝敗を分けます。
セクション別の概要
IELTSリスニングは後半のセクションほど難しくなる設計です。
セクション | 場面 | 話者数 | 難易度 | 内容例 |
|---|---|---|---|---|
Section 1 | 日常生活 | 2人の会話 | 易 | ホテル予約、図書館の利用案内、ジム入会 |
Section 2 | 日常生活 | 1人の説明 | 易〜中 | 観光案内、施設説明、イベント紹介 |
Section 3 | 学術的場面 | 2〜4人の議論 | 中〜難 | 大学のチュートリアル、研究プロジェクトの打ち合わせ |
Section 4 | 学術的場面 | 1人の講義 | 難 | 大学講義、学術プレゼンテーション |
注意: Section 1とSection 2で確実に得点し、Section 3〜4でどれだけ取れるかがスコアを左右します。Section 1で落とすと高スコアは望めません。
スコア換算表:正答数とバンドスコア
何問正解すれば目標スコアに届くかを把握しておくことが重要です。
バンドスコア | 正答数(/40問) | 正答率 |
|---|---|---|
5.0 | 16問 | 40% |
5.5 | 19問 | 48% |
6.0 | 23問 | 58% |
6.5 | 26問 | 65% |
7.0 | 30問 | 75% |
7.5 | 33問 | 83% |
8.0 | 35問 | 88% |
8.5 | 37問 | 93% |
9.0 | 39-40問 | 98-100% |
例えば: 6.5を目指すなら40問中26問正解で到達できます。Section 1-2で18問中16問、Section 3-4で22問中10問取れれば達成可能な数字です。
コンピューター版とペーパー版の戦略の違い
IELTSリスニングにはコンピューター版(CDI)とペーパー版の2つの受験形式があり、それぞれ戦略が異なります。この違いを解説している情報は少ないですが、スコアに直結する重要なポイントです。
項目 | コンピューター版(CDI) | ペーパー版 |
|---|---|---|
転記時間 | 2分 | 10分 |
解答方法 | 画面上に直接入力 | 問題冊子にメモ→解答用紙に転記 |
解答修正 | バックスペースで即修正 | 消しゴムで消して書き直し |
セクション間移動 | 前のセクションに戻れない | 転記時間に全体を見直せる |
ハイライト機能 | 問題文をハイライト可能 | 問題冊子に自由に書き込み可能 |
コンピューター版を選ぶべき人: - タイピングに慣れている - 手書きのスペルミスが多い(入力なら修正が楽) - 結果を早く知りたい(3-5日で結果が出る)
ペーパー版を選ぶべき人: - 手書きメモの方が頭に入る - 転記時間(10分)を見直しに使いたい - タイピングに自信がない
重要な注意点: コンピューター版の転記時間はわずか2分です。ペーパー版のつもりで「後でまとめて書こう」と思っていると、書き切れなくなります。コンピューター版では聞きながらリアルタイムに入力するスタイルに切り替える必要があります。
日本人がリスニングで苦戦する3つの原因
IELTSリスニングの対策を効果的に進めるために、まず日本人特有の弱点を理解しましょう。
原因1:イギリス英語のアクセントに慣れていない
日本の英語教育はアメリカ英語が中心です。しかしIELTSではイギリス英語が主流で、オーストラリア英語やニュージーランド英語も頻出します。
具体的な問題: - "schedule"の発音(米: スケジュール / 英: シェジュール) - "can't"の発音(米: キャーント / 英: カーント) - 母音の違い("bath"が米: バス / 英: バース) - イントネーションパターンの違い
対策の方向性: アクセント別の対策は後述のセクションで詳しく解説します。
原因2:語彙のスペルがわからない
IELTSリスニングでは聞き取れたのにスペルが書けないことで失点するケースが非常に多くあります。TOEICは選択式のみですが、IELTSには穴埋め問題があり、正確なスペルが求められます。
よくあるスペルミスの例: - "accommodation"(cとmの重なり) - "environment"(nの位置) - "Wednesday"(dneの部分) - "February"(rの位置)
対策の方向性: 頻出単語のスペルを確実に覚えることが重要です。IELTSリスニング頻出単語100選で、セクション別の必須語彙を確認してください。
原因3:1回しか聞けないことへの焦り
TOEICでは音声が2回流れますが、IELTSは1回のみです。この違いに慣れていないと、「聞き逃した」と感じた瞬間にパニックになり、次の問題まで失点する連鎖が起きます。
対策の方向性: - 1問に固執しない: 聞き逃した問題は潔く捨て、次の問題の先読みに切り替える - 完璧を目指さない: 6.5なら14問落としても到達可能。全問正解は不要 - 練習段階から1回聞きを徹底: 練習で2回聞く癖をつけると本番で対応できない
セクション別攻略法
各セクションの特徴と具体的な攻略法を解説します。
Section 1攻略:日常会話(目標: 10問中9問以上)
特徴: - 2人の会話(電話でのやり取りが多い) - 名前・住所・電話番号・日時・金額などの具体的な情報を聞き取る - 難易度は最も低いが、スペルミスで失点しやすい
頻出シーン例: - ホテル/レストランの予約 - 図書館カードの申し込み - ジムやコースへの登録 - 旅行の問い合わせ
攻略法:
1. 固有名詞のスペル聞き取り準備
Section 1では名前や住所のスペルを問われることが多くあります。音声で「My name is K-O-Z-L-O-V」のようにスペルアウトされますが、英語のアルファベット発音に慣れていないと聞き逃します。
特に紛らわしいアルファベット: - A / E / I: 母音は特に聞き分けが難しい - M / N: 鼻音の区別 - B / V / P: 子音の区別 - G / J: 「ジー」と「ジェイ」
2. 数字の聞き取りに注意
- "fifteen"(15)と "fifty"(50)の区別
- 電話番号の "double" "triple"("double-oh" = 00)
- 日付の序数("the twenty-third of March")
- 金額の小数点("thirty-five fifty" = $35.50)
3. 修正パターンに備える
Section 1では話者が情報を訂正するパターンが頻出します。
例: 「The postcode is SE15... no, sorry, SE16 7PQ.」
最初に聞こえた答えをそのまま書くと不正解になります。"actually", "sorry", "I mean", "no wait" などの修正シグナルに注意してください。
Section 2攻略:説明・案内(目標: 10問中8問以上)
特徴: - 1人のモノローグ(説明や案内) - 地図・フロアプラン問題が出やすい - 選択式問題も多い
頻出シーン例: - 観光地のガイド案内 - 大学キャンパスのオリエンテーション - 施設や博物館の説明 - 地域イベントの紹介
攻略法:
1. 地図問題の先読み
地図問題では、まず方角と目印(ランドマーク)を確認します。"entrance", "main road", "car park" などの基準点を押さえ、"opposite", "next to", "between", "at the end of" などの位置表現に集中します。
2. リスト系問題のキーワード先読み
Section 2はマッチング問題(選択肢リストから正しいものを選ぶ)が多く出ます。先読みで選択肢のキーワードの違いを把握しておくことが重要です。
3. 話の展開を予測する
モノローグは一方向に進むため、問題の順番と音声の順番が一致します。問題を順番に追いかけ、次の問題に関連する話題に切り替わったら、前の問題は確定させます。
Section 3攻略:学術的ディスカッション(目標: 10問中6問以上)
特徴: - 2〜4人のディスカッション - 大学のチュートリアルや研究打ち合わせが舞台 - 意見の一致・不一致を聞き分ける問題が多い - 選択式・マッチングの比率が高い
頻出シーン例: - 教授と学生の研究相談 - グループプレゼンテーションの打ち合わせ - 論文のフィードバック - フィールドワークの計画
攻略法:
1. 話者を区別する
複数の話者が登場するため、誰が何を言ったかを追跡する必要があります。先読みの段階で「学生Aの意見」「教授の提案」など、話者と内容の関係を意識してください。
2. 意見の変化を追う
Section 3では話者が議論の中で意見を変えることがあります。最初の発言をそのまま答えにすると間違える可能性があります。
例: 「I think we should do a survey... but actually, an interview might work better.」→ 答えは "interview"
"however", "on the other hand", "but", "although", "I've changed my mind" などの転換シグナルに注意してください。
3. 学術語彙のパラフレーズ
問題文と音声で同じ内容が異なる表現(パラフレーズ)で言い換えられます。例えば: - 問題文: "advantage" → 音声: "benefit" - 問題文: "difficulty" → 音声: "challenge" - 問題文: "main cause" → 音声: "primary reason"
パラフレーズ対策についてはIELTSパラフレーズ完全ガイドも参考にしてください。
Section 4攻略:学術的レクチャー(目標: 10問中5問以上)
特徴: - 1人の講義形式モノローグ - 途中に区切りがない(約4〜5分間ノンストップ) - 最も難易度が高い - 穴埋め問題が多い
頻出トピック例: - 環境科学(気候変動、生態系) - 歴史・考古学(遺跡の発掘、文明の発展) - 心理学(記憶、学習理論、行動パターン) - 生物学(動物の行動、海洋生物) - ビジネス・経済(マーケティング理論、経済モデル)
攻略法:
1. 先読みを最大限に活用する
Section 4は途中に区切りがなく、全10問を一気に解く必要があります。Section 3の終了後(転記時間やSection 4の説明時間)に、Section 4の問題を全てざっと先読みしておくことが重要です。
2. 講義の構造パターンを知る
学術レクチャーには典型的な構成パターンがあります: - 導入: トピック紹介と背景 - 分類・列挙: 「3つの種類がある」「主な要因は...」 - 因果関係: 「その結果...」「なぜなら...」 - 対比: 「一方で...」「これとは異なり...」 - まとめ: 結論と示唆
"firstly", "secondly", "in contrast", "as a result", "to summarise" などのディスコースマーカーを手がかりに、講義の流れを追ってください。
3. 穴埋めの語数制限を厳守する
「Write NO MORE THAN TWO WORDS」という指示を必ず確認してください。3語書いたら不正解です。冠詞(a/the)も1語にカウントされるため注意が必要です。
問題形式別の解答テクニック
IELTSリスニングには複数の問題形式があります。形式ごとの対策を押さえておくと確実に得点できます。
穴埋め問題(Gap-fill / Sentence Completion)
出現頻度: 全セクションで最も多い
テクニック: - 語数制限を最初に確認: "NO MORE THAN ONE WORD AND/OR A NUMBER"など - 文法から品詞を予測: 空欄の前後の語から名詞・形容詞・動詞のどれが入るか推測する - スペルに注意: 聞き取れても書けないと0点。カタカナでメモし、後で正確なスペルに書き直す
選択式問題(Multiple Choice)
出現頻度: Section 2〜4で多い
テクニック: - 先読みで選択肢の違いを把握: 3つの選択肢のうち、どこが異なるかを素早く確認 - 音声で全選択肢に言及されることが多い: 聞こえた選択肢をそのまま選ぶと引っかかる。正解以外の選択肢は否定・条件付き・過去形で言及されることが多い - 「正解の言い換え」に注意: 選択肢の表現と音声の表現が異なる(パラフレーズ)
マッチング問題(Matching)
出現頻度: Section 2〜3で多い
テクニック: - リストの選択肢を先読みで全て把握: 使わない選択肢がある場合もある - 選択肢を使い回す場合がある: 問題文の指示を確認。"You may use any letter more than once" と書いてあれば同じ答えを複数回使える - 順番通りに進む: 音声は問題順に進むので、1問ずつ確実に対応させる
地図・図表ラベル問題(Map / Diagram Labelling)
出現頻度: 主にSection 2
テクニック: - 先読みで方角と基準点を確認: "north", "entrance", "main street" をまず特定 - 位置表現を聞き取る: "opposite the bank", "next to the library", "at the far end of" - 選択肢がある場合とない場合: 選択肢リストから選ぶ場合は消去法も使える
表完成問題(Table / Form Completion)
出現頻度: Section 1で特に多い
テクニック: - 列と行の見出しを先読み: どのカテゴリの情報が問われているかを把握 - 既に埋まっているセルを手がかりにする: 音声でそのセルの情報が聞こえたら、次の空欄が近い - 数字と固有名詞に集中: 日時・金額・名前がよく問われる
本番で使える7つのコツ
試験当日に実践できる具体的なテクニックを紹介します。
コツ1:先読みは「キーワード」に印をつける
問題文を全部読む時間はありません。空欄の前後2-3語と選択式の違いのポイントにだけ印をつけ、音声の「手がかり」を待ち構えます。
コツ2:メモは最小限、カタカナも活用する
聞き取れたが英語のスペルに自信がない場合は、カタカナでメモしておいて転記時間(ペーパー版)に正式に書きましょう。コンピューター版の場合は、とりあえず入力して後で修正するのが現実的です。
コツ3:聞き逃した問題は即座に捨てる
最も重要なコツです。1問に固執して次の2-3問を聞き逃す「連鎖失点」は、スコアを大幅に下げる最大の原因です。わからない問題は適当に書いて次に進んでください。
コツ4:答えは「修正後」の情報を書く
前述の通り、話者が情報を修正するパターンは頻出です。"sorry", "actually", "I mean", "let me correct that" が聞こえたら、修正後の情報に書き換えてください。
コツ5:文法で答えを絞る
穴埋め問題では、空欄に入る品詞を文法から推測できます。例えば: - "The ___ was built in 1990" → 名詞が入る - "It is ___ expensive" → 副詞(比較的、非常に等)が入る - "They ___ the proposal" → 動詞が入る
コツ6:大文字・小文字とスペルのルール
正答の条件: - スペルミスは不正解 - 大文字/小文字は基本的にどちらでもOK(ペーパー版で全て大文字で書いても正解になる) - 固有名詞は大文字で始めるのが無難 - ハイフン付きの語は語数に注意("well-known" は2語扱い)
コツ7:本番のメンタル管理
リスニング試験は30分間の集中力持続が求められます。
焦りへの対処法: - 呼吸を整える: セクション間の説明時間に深呼吸を3回 - 完璧を手放す: 6.5なら14問落としてOK。7.0でも10問落とせる - リセット習慣: セクションが変わるタイミングで「ここからが新しい試験」と気持ちを切り替える - 前のセクションは忘れる: Section 2で失敗しても、Section 3の先読みに集中する
アクセント別 聞き取りポイント
IELTSリスニングではイギリス英語を中心に、オーストラリア・ニュージーランド・北米英語が混在して出題されます。日本の英語教育はアメリカ英語中心のため、アクセントの違いに戸惑う受験者が多くいます。
イギリス英語(British English): 最頻出
特徴と聞き取りポイント:
ポイント | アメリカ英語 | イギリス英語 | 例 |
|---|---|---|---|
"r"の発音 | 語末のrを発音 | 語末のrを発音しない | "car": カール → カー |
"t"の発音 | tがdに近い(flapping) | tを明確に発音 | "water": ワーダー → ウォータ |
母音 "a" | /ae/(アとエの間) | /ɑː/(口を大きく開けたアー) | "bath": バス → バース |
"o"の発音 | /ɑː/(アー) | /ɒ/(短いオ) | "hot": ハット → ホット |
対策: BBC Learning English(無料)やBBC Podcastsを毎日15分聞くことで、1-2週間でかなり慣れます。
オーストラリア英語(Australian English): 頻出
特徴と聞き取りポイント:
ポイント | 一般的な発音 | オーストラリア英語 | 例 |
|---|---|---|---|
"ei"の発音 | /eɪ/(エイ) | /aɪ/に近い(アイ) | "day": デイ → ダイ |
"i"の発音 | /aɪ/(アイ) | /ɔɪ/に近い(オイ) | "time": タイム → トイム |
語尾の省略 | afternoon | arvo | 略語が多い |
イントネーション | 下降調 | 語尾が上がりやすい | 平叙文でも疑問文に聞こえる |
対策: オーストラリアのニュース番組(ABC News Australia)やポッドキャストを活用してください。
北米英語(American / Canadian English): 出題あり
アメリカ英語は日本人が最も慣れているアクセントですが、IELTSではやや少ない出題比率です。カナダ英語はイギリス英語とアメリカ英語の中間的な特徴を持ちます。
カナダ英語の特徴: - "about": アバウト → アブート(/əˈbuːt/) - "sorry": ソーリー → ソーリー(oの音がイギリス英語に近い) - 基本的にはアメリカ英語に近いため、日本人にとって聞き取りやすい
アクセント対策の実践法
- Cambridge IELTS公式問題集: 実際の試験と同じアクセントバランスで作られている
- BBC Learning English: イギリス英語の基礎リスニング教材(無料)
- TED Talks: 多様なアクセントのスピーカーが登壇(無料)
- YouTube: 各アクセントの違いを解説する動画が多数公開されている
スコア帯別 学習ロードマップ
目標スコアに合わせた具体的な学習計画を提示します。週単位で何をすべきかを明確にしているので、学習の指針として活用してください。
5.0→5.5目標:基礎固め(4〜6週間)
現状の課題: 語彙不足で音声の内容がほとんど理解できない
週 | 学習内容 | 1日の学習時間目安 |
|---|---|---|
1-2週目 | 基礎語彙の強化(日常語彙1,000語レベル)+ 音声に慣れる | 30分 |
3-4週目 | Section 1-2の問題演習 + ディクテーション開始 | 45分 |
5-6週目 | 模試でSection 1-2の正答率を80%以上に | 45分 |
重点ポイント: - IELTS単語の覚え方で効率的な暗記法を身につける - Section 1-2の問題形式に慣れることが最優先 - スペルの正確性を上げるためにディクテーションを毎日15分
6.0目標:中級レベル(6〜8週間)
現状の課題: Section 1-2は取れるがSection 3-4で大量失点
週 | 学習内容 | 1日の学習時間目安 |
|---|---|---|
1-2週目 | 学術語彙の強化(3,000語レベル)+ Section 3の問題演習 | 45分 |
3-4週目 | シャドーイング開始 + Section 4の問題演習 | 60分 |
5-6週目 | 模試演習(全セクション通し)+ 弱点分析 | 60分 |
7-8週目 | 弱点セクションの集中対策 + 模試2回目 | 60分 |
重点ポイント: - 学術語彙はIELTS 6.5に必要な語彙数を参考に計画的に増やす - シャドーイングでイギリス英語のリズムに慣れる - Section 3の「意見の変化」パターンを練習
6.5目標:実践力強化(8〜12週間)
現状の課題: Section 3-4の正答率が不安定
週 | 学習内容 | 1日の学習時間目安 |
|---|---|---|
1-3週目 | 語彙5,000語レベルへ + パラフレーズ対策 | 60分 |
4-6週目 | 問題形式別の集中トレーニング(選択式・マッチング) | 60分 |
7-9週目 | 模試演習(週1回ペース)+ Section 4のディクテーション | 75分 |
10-12週目 | 弱点の最終調整 + 本番シミュレーション | 75分 |
重点ポイント: - IELTSパラフレーズ完全ガイドでパラフレーズ力を強化 - 時間を計って本番と同じ条件で模試を解く - Section 4の正答率を50%以上に安定させる - 忘却曲線を活用した語彙の定着 → WordSprintなら復習タイミングを自動管理
7.0+目標:上級テクニック(12〜16週間)
現状の課題: 全体的に取れるが、安定して30問以上正解できない
週 | 学習内容 | 1日の学習時間目安 |
|---|---|---|
1-4週目 | 語彙8,000語レベル + 多聴(BBC/TED毎日30分) | 75分 |
5-8週目 | 全問題形式のマスター + 弱いアクセントの集中対策 | 75分 |
9-12週目 | 高難度模試演習 + 誤答パターンの徹底分析 | 90分 |
13-16週目 | 本番条件での反復シミュレーション | 90分 |
重点ポイント: - IELTS 7.0に必要な語彙数とロードマップを参考に語彙目標を設定 - 誤答の原因を「聞き取れなかった」「パラフレーズを見逃した」「スペルミス」に分類し、それぞれ対策 - Cambridge IELTS問題集を何冊も消化し、問題パターンを体に覚えさせる
効率的な勉強法5選
独学でリスニングスコアを伸ばすための具体的な勉強法を紹介します。
勉強法1:ディクテーション(Section 1-2対策に最適)
やり方: 1. IELTS教材の音声を1文ずつ再生し、聞こえた通りに書き取る 2. スクリプトと照合し、聞き取れなかった部分を赤でマーク 3. 聞き取れなかった部分を3回繰り返し聞く 4. 翌日、同じ音声でもう一度ディクテーションし、改善を確認
効果: スペルの正確性が上がり、Section 1の穴埋め問題での失点が激減します。
1日の目安: 15-20分(1-2パッセージ分)
勉強法2:シャドーイング(リスニング力の底上げ)
やり方: 1. まず音声を1回通して聞く(内容を理解) 2. スクリプトを見ながら音声に合わせて声に出す(3回) 3. スクリプトなしで音声に合わせて声に出す(3回) 4. 速度についていけない部分は個別に練習
効果: 英語の音声処理速度が上がり、Section 3-4でも音声のスピードについていけるようになります。
1日の目安: 15-20分
おすすめ教材: - BBC Learning English(イギリス英語に慣れる) - IELTS公式問題集のSection 2-3の音声
勉強法3:語彙学習(忘却曲線を活用)
リスニングの土台は語彙力です。知らない単語は聞き取れません。
効率的な語彙学習のポイント: - 音声付きで覚える: スペルだけでなく発音も一緒に覚える。「読めるけど聞き取れない」状態を防ぐ - 忘却曲線に基づく復習: 新しい単語を覚えた翌日、3日後、1週間後、1ヶ月後に復習すると長期記憶に定着する - IELTS頻出語彙に絞る: 一般的な英単語帳ではなく、IELTS特化の語彙リストを使う
語彙学習の詳しい方法はIELTS単語の覚え方で解説しています。忘却曲線に基づく復習タイミングを自動管理するなら、IELTS特化の単語アプリWordSprintが効率的です。
勉強法4:精聴と多聴のバランス
精聴(Intensive Listening): - 1つの音声を何度も繰り返し聞き、全ての単語を聞き取れるようにする - IELTS公式問題集の音声で実施 - Section 4の学術レクチャーが最適な教材
多聴(Extensive Listening): - さまざまな英語を大量に聞く - 理解度70-80%程度の素材を選ぶ - ポッドキャスト、ニュース、TED Talksなど
バランスの目安: - 5.0-5.5目標: 精聴80% / 多聴20% - 6.0-6.5目標: 精聴60% / 多聴40% - 7.0+目標: 精聴40% / 多聴60%
勉強法5:模試演習と分析
月に最低2回は模試を解くことが重要です。
模試の効果的な使い方: 1. 本番と同じ条件(時間制限あり、音声1回のみ)で解く 2. 採点後、間違えた問題を以下の3つに分類する: - A: 聞き取れなかった → 語彙/アクセント対策が必要 - B: 聞き取れたがパラフレーズで迷った → パラフレーズ対策が必要 - C: 聞き取れたがスペルミス → ディクテーション強化が必要 3. 分類ごとに次の学習計画に反映する
この分析を繰り返すことで、自分の弱点が明確になり、学習効率が上がります。
おすすめ教材・リソース
必須教材:Cambridge IELTS公式問題集
教材 | 特徴 | おすすめの使い方 |
|---|---|---|
Cambridge IELTS 18-19 | 最新の出題傾向を反映 | 模試として時間を計って解く |
Cambridge IELTS 15-17 | やや古いが良質 | 精聴・ディクテーション教材として |
価格: 1冊約3,000〜4,000円。4テスト分が収録されているため、模試8回分が確保できます。
無料オンラインリソース
リソース | 内容 | URL |
|---|---|---|
IELTS公式模試 | 1回分の無料模試 | |
British Council | リスニング練習問題 | |
BBC Learning English | イギリス英語リスニング教材 | |
TED Talks | 多様なアクセント・学術的トピック |
アプリ
アプリ | 特徴 | 価格 |
|---|---|---|
IELTS特化の語彙学習。忘却曲線で自動復習管理。発音記号表示あり | 無料(プレミアムあり) | |
IELTS Prep(British Council公式) | 公式の練習問題、サンプルテスト | 無料 |
リスニングで頻出する単語を効率的に覚えたい方は、IELTSリスニング頻出単語100選も併せて確認してください。
まとめ:IELTSリスニング対策の3つの柱
IELTSリスニングのスコアアップは、以下の3つの柱で成り立ちます。
柱 | 内容 | 重要度 |
|---|---|---|
語彙力 | 知らない単語は聞き取れない。IELTS頻出語彙を優先的に覚える | 最重要 |
問題形式への慣れ | セクション別・形式別のテクニックで得点を最大化する | 重要 |
英語音声の処理速度 | シャドーイング・多聴で音声処理速度を上げる | 重要 |
今日から始められる3ステップ: 1. IELTSリスニング頻出単語100選でセクション別の必須語彙を確認する 2. Cambridge IELTS公式問題集を1冊購入し、Section 1から模試を解いてみる 3. BBC Learning Englishを毎日15分聞いて、イギリス英語に慣れる
リスニング対策と並行して他の技能も対策する場合は、IELTSライティング対策完全ガイドやIELTSスピーキング対策完全ガイドも参考にしてください。
全体的な学習計画を立てたい方は、IELTS独学勉強法|完全ロードマップをご覧ください。
著者: Ko Inoue|IELTS 6.5取得。IELTS特化の単語学習アプリWordSprintの開発者。439人の学習データ分析に基づく効率的な語彙学習を追求しています。


