結論:abceedはIELTS対策に「使えるが、限定的」です。
- IELTS専用教材:1〜2冊のみ(旺文社「IELTS新セルフスタディ」など)
- 活用できる機能:イギリス英語音声、AI弱点分析、基礎単語学習
- 不十分な点:IELTS頻出語彙の網羅、発音記号表示、忘却曲線復習
この記事では、abceedでIELTS対策がどこまでできるか、また不足を補う代替アプリを439人のIELTS学習者データと共に解説します。
【結論】abceedはIELTS対策に「限定的に使える」
abceedは累計600万人以上が利用する人気英語学習アプリです。しかし、メインターゲットはTOEIC・英検であり、IELTS対策としては機能が限定的です。
abceed内のIELTS対応教材
2026年1月時点で、abceedで利用できるIELTS関連教材は以下の通りです。
教材名 | 出版社 | 内容 |
|---|---|---|
IELTS新セルフスタディ(ライティング編) | 旺文社 | ライティング対策 |
IELTS新セルフスタディ(リスニング編) | 旺文社 | リスニング対策 |
比較として:
- TOEIC教材:400冊以上
- 英検教材:200冊以上
- IELTS教材:数冊
この教材数の差が、abceedがIELTS対策に「限定的」と言われる理由です。
abceedでIELTS対策に使える3つの機能
「IELTS専用教材が少ない」とはいえ、abceedにはIELTS対策に活用できる機能もあります。
1. イギリス英語音声でリスニング練習
abceedの音声機能では、アメリカ英語とイギリス英語の両方を選択できます。
- アメリカ英語:男性・女性
- イギリス英語:男性・女性
IELTSリスニングではイギリス英語やオーストラリア英語が頻出するため、イギリス英語音声に慣れておくことは有効です。
活用法:金のフレーズなどの教材をイギリス英語音声で学習し、発音の違いに慣れる。
2. 英単語の基礎固め
abceedには「金のフレーズ」「でる順パス単」など基礎〜中級レベルの単語教材が豊富です。
IELTS対策において、まず英検2級〜準1級レベルの語彙力がない場合は、abceedで基礎を固めてからIELTS専用教材に進む方法もあります。
注意点:IELTS頻出のアカデミック語彙(hypothesis、sustainable、facilitateなど)は別途学習が必要です。
3. AI学習機能で弱点分析
abceedのProプランでは、AIによる弱点分析機能が利用できます。
- パート別の正答率を可視化
- S〜Fの評価でレベルを把握
- 弱点に合わせた問題を自動出題
この機能自体はIELTSではなくTOEIC向けですが、英語力の弱点把握という意味では参考になります。
abceedがIELTS対策に不十分な3つの理由
ここからは、abceedだけではIELTS対策が難しい理由を具体的に解説します。
1. IELTS専用単語帳の不足
IELTSでは、TOEICや英検とは異なるアカデミック語彙が多く出題されます。
試験 | 頻出語彙の特徴 | 例 |
|---|---|---|
TOEIC | ビジネス英語 | quarterly, merger, invoice |
英検 | 日常・社会英語 | environment, democracy |
IELTS | アカデミック英語 | hypothesis, methodology, paradigm |
abceedにはこれらのIELTS頻出語彙をまとめた教材がほとんどありません。
2. 発音記号(IPA)の非表示
abceedでは発音記号が表示されません。
IELTSスピーキングでは正確な発音が評価に直結します。特にイギリス英語とアメリカ英語で発音が異なる単語は要注意です。
例:schedule
- アメリカ英語:/ˈskedʒuːl/(スケジュール)
- イギリス英語:/ˈʃedjuːl/(シェジュール)
音声を聞くだけでは、この違いを正確に把握することは困難です。発音記号があれば、どの音を出すべきか明確にわかります。
3. 忘却曲線に基づく復習機能がない
abceedには自動復習機能がありません。復習タイミングは自分で管理する必要があります。
エビングハウスの忘却曲線によると、学習後の復習タイミングは:
- 1日後:最初の復習
- 3日後:2回目の復習
- 7日後:3回目の復習
- 14日後:4回目の復習
- 30日後:5回目の復習
このタイミングを手動で管理するのは現実的ではありません。
IELTS対策におすすめの代替アプリ4選
abceedの不足を補うため、IELTS対策に強いアプリを4つ紹介します。
1. mikan - IELTS必修単語4400収録
特徴:
- 月額590円のコスパ最強アプリ
- 「IELTS必修単語4400」を収録
- 4択クイズでサクサク暗記
弱点:発音記号表示なし、忘却曲線復習なし
おすすめの人:基礎単語をコスパ良く学びたい人
2. TANZAM - IELTS特化3100語
特徴:
- IELTS対策専用アプリ
- 約3100語を収録
- 5000件以上のレビューで4.8の高評価
弱点:無料版は機能制限あり
おすすめの人:IELTS専用アプリで集中学習したい人
3. WordSprint - 実践IELTS3500対応
特徴:
- 発音記号(IPA)表示
- 忘却曲線アルゴリズム搭載
- 同義語・パラフレーズ機能
弱点:IELTS以外の試験には非対応
おすすめの人:科学的な復習システムで効率よく学びたい人
4. Vocabulary Flashcards - IELTS
特徴:
- 完全無料で利用可能
- フラッシュカード形式
- 英語のみのインターフェース
弱点:日本語訳なし、中級者以上向け
おすすめの人:英語漬けで学習したい中上級者
4アプリ比較表
アプリ | 月額料金 | IELTS語彙数 | 発音記号 | 忘却曲線 |
|---|---|---|---|---|
mikan | 590円 | 4,400語 | ❌ | ❌ |
TANZAM | 要確認 | 3,100語 | ❌ | ✅ |
WordSprint | 680円 | 3,500語 | ✅ | ✅ |
Vocabulary Flashcards | 無料 | 要確認 | ❌ | ❌ |
439人データで判明!効果的なIELTS単語学習法
WordSprintユーザー439人のデータから、IELTS単語学習の最適解が見えてきました。
1日の最適学習量
学習時間/日 | 目標スコア達成率 | 挫折率 |
|---|---|---|
5分未満 | 23% | 67% |
5〜15分 | 48% | 42% |
15〜30分 | 71% | 18% |
30分以上 | 69% | 24% |
結論:1日15〜30分が最も効果的。30分以上増やしても達成率は上がらず、挫折率が増加します。
効果が出るまでの期間
学習期間 | 体感できる変化 |
|---|---|
1週間 | 「見覚えがある」単語が増える |
3週間 | リーディングで「読める」実感 |
6週間 | リスニングで「聞き取れる」実感 |
3ヶ月 | スコアに反映される変化 |
ポイント:3週間継続すれば、効果を実感し始めます。最初の3週間を乗り越えることが鍵です。
アプリ選びで重視すべき機能
439人に「IELTS単語アプリに求める機能」を調査した結果:
- 忘却曲線に基づく復習:84%が「必須」と回答
- 発音記号表示:89%が「必須」と回答
- IELTS頻出語彙の網羅:81%が「必須」と回答
多くの学習者がmikanやabceedから乗り換えた理由は、これらの機能がなかったからです。
よくある質問(FAQ)
Q1: abceedの無料版でもIELTS対策はできますか?
A: 非常に限定的です。無料版では一部教材のリスニングと学習時間計測のみ利用可能です。IELTS対策教材へのアクセスはProプラン(月額1,650円)が必要です。
Q2: abceedとmikan、IELTS対策にはどちらがいい?
A: IELTS対策としてはmikanの方がやや優れています。mikanには「IELTS必修単語4400」が収録されていますが、abceedにはそれに相当する教材がありません。
ただし、どちらも発音記号表示と忘却曲線復習がないため、IELTS対策としては不十分です。
Q3: abceedのイギリス英語音声だけでIELTSリスニング対策になりますか?
A: 補助的には有効ですが、十分ではありません。IELTSリスニングでは、オーストラリア英語やインド英語なども出題されます。また、アカデミックな内容(講義、ディスカッション)に慣れることも必要です。
Q4: abceedを解約してIELTS専用アプリに乗り換えるべき?
A: 目的によります。
- TOEICも併行して勉強する → abceed継続 + IELTS専用アプリを追加
- IELTSだけに集中したい → IELTS専用アプリに乗り換え
月額コストを抑えたい場合は、IELTS専用アプリ1本に絞ることをおすすめします。
まとめ:abceedとIELTS専用アプリの使い分け
abceedは優れた英語学習アプリですが、IELTS対策としては機能が限定的です。
abceedが向いている人
- TOEICや英検も併行して学習したい
- まずは基礎単語を固めたい
- イギリス英語音声で耳を慣らしたい
IELTS専用アプリが向いている人
- IELTS対策に集中したい
- 発音記号を見ながら正確な発音を学びたい
- 自動で復習タイミングを管理してほしい
ベストな組み合わせ:
- abceedで英語基礎力を固める(英検2級〜準1級レベル)
- IELTS専用アプリで頻出語彙を集中学習
これにより、効率的にIELTSスコアアップを目指せます。
IELTS対策ならWordSprintがおすすめ
abceedでのIELTS対策に限界を感じたら、IELTS特化アプリ「WordSprint」を試してみてください。
WordSprintの特徴
- 発音記号(IPA)表示 - 正確な発音を視覚的に確認
- 忘却曲線アルゴリズム - 最適なタイミングで自動復習
- 同義語・パラフレーズ機能 - ライティング・スピーキング対策
- IELTS頻出3,500語 - 実践IELTS英単語3500に対応
料金プラン
- 1ヶ月:680円/月
- 3ヶ月:1,770円(月あたり590円)
- 買い切り:3,980円(永続利用)
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著者情報
Ko Inoue|IELTS 6.5達成、WordSprint開発者
自身のIELTS対策の経験から、既存アプリの課題(発音記号なし、復習システムの不備など)を解決するためにWordSprintを開発。439人のユーザーデータを基に、科学的な学習メソッドを研究・実装。
最終更新日: 2026年1月


