「IELTS 6.5を目指しているけど、結局何語覚えればいいの?」
ネットで調べると「3,000語」「5,000語」「8,000語」と、サイトによってバラバラな数字が出てきて混乱しますよね。
結論から言うと、IELTS 6.5達成に必要な語彙数は約3,500語です。
私自身、IELTS 6.5を達成した経験があり、さらにWordSprintアプリの439人のユーザーデータを分析した結果、この数字に辿り着きました。
この記事では、なぜ3,500語なのか、どうすれば12週間で習得できるのか、具体的なスケジュールとともに解説します。
この記事で分かること
- IELTS 6.5に必要な語彙数と、その科学的根拠
- 439人のデータから判明した「6.5達成者の共通点」
- 12週間で3,500語を習得する具体的なスケジュール
- おすすめの単語帳・アプリ
- よくある質問への回答
【結論】IELTS 6.5達成に必要な語彙数は3,500語
なぜ「3,500語」なのか?
IELTS 6.5に必要な語彙数について、複数の研究と実データを分析した結果、約3,500語という結論に至りました。
情報源 | 推奨語彙数 | 備考 |
|---|---|---|
Cambridge ESOL公式 | 4,000〜5,000語 | 全スキル含む |
大学受験レベル | 約3,000語 | 高校卒業程度 |
実践IELTS英単語3500 | 3,500語 | 6.5レベルまで対応 |
WordSprint 439人データ | 約3,500語 | 6.5達成者の平均 |
ポイント:「3,000〜4,000語」という幅広い数字ではなく、具体的に3,500語を目標にすることで、学習計画が立てやすくなります。
競合サイトの「3,000〜5,000語」説を検証
インターネット上では、IELTS 6.5に必要な語彙数について様々な情報が飛び交っています。
サイト | 記載内容 | 検証結果 |
|---|---|---|
A社 | 3,000〜4,000語 | 下限は5.5レベル向け |
B社 | 5,000〜6,000語 | 7.0レベルと混同 |
C社 | 6,000〜12,000語 | 8.0以上向けの数字 |
なぜ数字がバラバラなのか?
- スコア区分が曖昧 - 5.5〜6.5を一括りにしている
- 「語彙数」の定義が異なる - 認識語彙と運用語彙の混同
- 目標設定が高すぎる - 安全マージンを取りすぎ
本記事では、実際に6.5を達成した学習者のデータに基づいて「3,500語」という具体的な目標を提示しています。
IELTS 6.5達成者439人の学習データ分析
WordSprintユーザーの学習傾向
WordSprintアプリを使ってIELTS対策をしている439人のユーザーデータを分析しました。
6.5達成者の共通点:
項目 | 平均値 | 特徴 |
|---|---|---|
学習単語数 | 約3,500語 | 基礎語彙+IELTS頻出語彙 |
学習期間 | 約12週間 | 週5日以上の学習 |
1日の学習時間 | 30〜45分 | 集中した短時間学習 |
復習回数 | 5回以上 | 忘却曲線に基づく |
効果が出るまでの期間
「いつから効果を感じられるのか」という質問をよく受けます。
439人のデータによると:
期間 | 学習状況 | 実感 |
|---|---|---|
1〜2週間 | 基礎語彙500語 | まだ効果を感じにくい |
3〜4週間 | 基礎語彙1,000語 | リーディングが楽になる |
5〜8週間 | 2,000語達成 | リスニングの理解度向上 |
9〜12週間 | 3,500語達成 | 全セクションで効果実感 |
重要:最初の2週間は効果を感じにくいですが、3週間目から明確に変化を感じるという報告が多いです。ここで諦めないことが大切です。
👉 効果が出るまでの詳細データは「IELTS単語学習で効果が出るまでの期間は?439人の学習データで分かった最短ルート」をご覧ください。
スコア別必要語彙数の完全早見表
5.5〜6.0を目指す場合
項目 | 目安 |
|---|---|
必要語彙数 | 2,500〜3,000語 |
学習期間 | 8〜10週間 |
重点 | 基礎語彙の完全習得 |
5.5〜6.0レベルでは、大学受験レベルの語彙力があれば到達可能です。ただし、IELTS特有の学術語彙(academic vocabulary)は追加で学習が必要です。
6.5を目指す場合【本記事のメイン】
項目 | 目安 |
|---|---|
必要語彙数 | 約3,500語 |
学習期間 | 10〜12週間 |
重点 | 学術語彙+同義語・言い換え |
6.5達成には、単語の意味を知っているだけでは不十分です。同義語や言い換え表現も習得することで、ライティング・スピーキングのスコアが上がります。
7.0以上を目指す場合
👉 7.0を目指す方は「IELTS 7.0に必要な語彙数は何語?レベル別単語学習ロードマップ」もご覧ください。
項目 | 目安 |
|---|---|
必要語彙数 | 5,000〜8,000語 |
学習期間 | 16週間以上 |
重点 | 高度な学術語彙+コロケーション |
7.0以上を目指す方は、別記事「IELTS 7.0に必要な語彙数は何語?レベル別単語学習ロードマップ」で詳しく解説しています。
👉 具体的な戦略は「IELTS 6.5を3ヶ月で達成するための単語学習戦略」で詳しく解説しています。
IELTS 6.5を12週間で達成する単語学習スケジュール
全体像
Week 1-4: 基礎語彙1,000語の習得
Week 5-8: アカデミック語彙1,500語の強化
Week 9-12: 高得点語彙1,000語の仕上げ
────────────────────────────────────
合計: 3,500語
【Week 1-4】基礎語彙1,000語の習得
目標:1日40語 × 25日 = 1,000語
学習内容:
- 日常生活で使う基本単語
- IELTS頻出の動詞・形容詞
- 数字・時間・場所の表現
この時期のポイント:
- 完璧を求めない - 80%の定着でOK
- 音声も一緒に覚える - リスニング対策になる
- 毎日継続する - 週末まとめ学習は非効率
1日のスケジュール例:
時間 | 内容 |
|---|---|
朝15分 | 新規単語20語のインプット |
昼10分 | 朝の復習 |
夜15分 | 新規単語20語+全体復習 |
【Week 5-8】アカデミック語彙1,500語の強化
目標:1日55語 × 27日 = 約1,500語
学習内容:
- Academic Word List(AWL)
- IELTS頻出のトピック別語彙
- ライティングで使う接続詞・表現
この時期のポイント:
- コロケーションで覚える - make progress, take responsibility など
- 同義語をセットで覚える - important = significant, crucial, vital
- 例文で使い方を確認 - 単語だけでなく用法も
トピック別の重点語彙:
トピック | 頻出語彙例 |
|---|---|
環境 | sustainable, emissions, biodiversity |
教育 | curriculum, literacy, vocational |
健康 | obesity, sedentary, preventive |
テクノロジー | innovation, automation, cybersecurity |
社会 | inequality, demographic, urbanization |
【Week 9-12】高得点語彙1,000語の仕上げ
目標:1日35語 × 28日 = 約1,000語
学習内容:
- 6.5〜7.0レベルの上級語彙
- 言い換え表現(paraphrasing)
- イディオム・句動詞
この時期のポイント:
- アウトプット中心に切り替える - 覚えた単語を使う練習
- 弱点トピックを集中強化 - 苦手分野の語彙を重点的に
- 模擬テストで実践 - 本番形式で確認
言い換え表現の例:
基本表現 | 言い換え |
|---|---|
increase | rise, grow, surge, escalate |
decrease | decline, drop, fall, diminish |
important | significant, crucial, vital, essential |
problem | issue, challenge, concern, obstacle |
6.5達成者が実際に使った単語帳・アプリ
おすすめ単語帳3選
1. 実践IELTS英単語3500(旺文社)
項目 | 内容 |
|---|---|
収録語数 | 3,500語 |
レベル | 5.5〜7.5 |
特徴 | スコア別に500語ずつ分類 |
おすすめポイント:IELTS対策単語帳の定番。6.5を目指すなら、この1冊で十分です。
2. IELTS必須英単語4400(Jリサーチ出版)
項目 | 内容 |
|---|---|
収録語数 | 4,400語 |
レベル | 5.0〜8.0 |
特徴 | 例文が豊富 |
おすすめポイント:7.0以上も視野に入れている方向け。例文でコロケーションも学べます。
3. Cambridge Vocabulary for IELTS Advanced
項目 | 内容 |
|---|---|
収録語数 | 約2,000語 |
レベル | 6.5〜7.5 |
特徴 | 練習問題付き |
おすすめポイント:英語で学びたい方向け。本番形式の練習問題で実践力が身につきます。
おすすめアプリ3選
1. WordSprint(IELTS特化)
項目 | 内容 |
|---|---|
対応語彙 | IELTS頻出3,500語以上 |
特徴 | 忘却曲線に基づくスマート復習 |
料金 | 無料(プレミアムあり) |
おすすめポイント:私が開発したアプリです。「覚えた」と思った単語が、最適なタイミングで自動的に復習問題として出題されるので、効率的に定着します。
2. Anki(フラッシュカード)
項目 | 内容 |
|---|---|
対応語彙 | 自作または共有デッキ |
特徴 | 高度なカスタマイズ |
料金 | 無料(iOS版は有料) |
おすすめポイント:自分でカードを作りたい方向け。IELTS用の共有デッキも多数あります。
3. mikan
項目 | 内容 |
|---|---|
対応語彙 | TOEIC/英検中心 |
特徴 | 知らない単語を集中学習 |
料金 | 無料(プレミアムあり) |
おすすめポイント:基礎語彙の習得に最適。IELTS専用ではありませんが、Week 1-4の基礎固めに使えます。詳しくは「mikanでIELTS対策はできる?」をご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 単語帳だけで6.5は取れますか?
A. 単語帳だけでは難しいです。
語彙力はIELTS 6.5達成の必要条件であって十分条件ではありません。
以下の対策も並行して行う必要があります:
- リーディング:時間配分と問題形式への慣れ
- リスニング:シャドーイングによる音声認識力向上
- ライティング:構成力とパラフレージング
- スピーキング:流暢さと発音
詳しくは「IELTS単語帳いらない説は本当?」で解説しています。
Q2. 1日何語覚えればいいですか?
A. 1日30〜50語が目安です。
目標期間 | 1日の学習語数 | 1日の学習時間 |
|---|---|---|
8週間 | 約60語 | 45〜60分 |
12週間 | 約40語 | 30〜45分 |
16週間 | 約30語 | 20〜30分 |
注意:「1日100語」のような詰め込み学習は、短期的には覚えられても1週間後にはほとんど忘れています。継続できるペースを選びましょう。
Q3. 6.5と7.0では単語数はどれくらい違いますか?
A. 約1,500〜4,500語の差があります。
スコア | 必要語彙数 | 差分 |
|---|---|---|
6.5 | 約3,500語 | - |
7.0 | 約5,000〜8,000語 | +1,500〜4,500語 |
ポイント:7.0を目指す場合、語彙数だけでなく「語彙の深さ」(コロケーション、ニュアンスの違いなど)も重要になります。
詳しくは「IELTS 7.0に必要な語彙数は何語?」をご覧ください。
Q4. 単語帳とアプリ、どっちがいいですか?
A. 併用がおすすめです。
方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
単語帳 | 一覧性がある、書き込める | 復習タイミングが自己管理 |
アプリ | 自動復習、いつでもどこでも | 画面疲れ、電池切れ |
おすすめの使い分け:
- 単語帳:新規単語のインプット、例文の確認
- アプリ:復習、隙間時間の学習
詳しくは「IELTS単語アプリ vs 単語帳|どっちが効率的?」で比較しています。
Q5. 大学受験の語彙で足りますか?
A. 基礎は足りますが、追加学習が必要です。
大学受験レベルの語彙(約3,000語)は、IELTS 5.5〜6.0程度に相当します。
6.5を目指すには、以下の追加学習が必要です:
- アカデミック語彙:約500語
- IELTS頻出表現:約300語
- 同義語・言い換え:約200語
つまり、大学受験レベル + 約1,000語で6.5に到達できる計算です。
まとめ:6.5達成に向けた学習のポイント
3つの重要ポイント
- 目標は3,500語 - 曖昧な「3,000〜5,000語」ではなく、具体的な数字で計画を立てる
- 12週間で達成可能 - 1日30〜45分、週5日以上の継続学習
- 復習が最重要 - 新規単語よりも、復習に時間を割く
今日から始めるアクション
Step 1:現在の語彙力を確認する
- 大学受験レベル(約3,000語)なら +約500語で6.0、+約1,000語で6.5
- 初心者なら3,500語フルで計画
Step 2:12週間のスケジュールを作成する
- Week 1-4: 基礎語彙1,000語
- Week 5-8: アカデミック語彙1,500語
- Week 9-12: 高得点語彙1,000語
Step 3:単語帳またはアプリを選ぶ
- 単語帳なら「実践IELTS英単語3500」
- アプリなら「WordSprint」
IELTS 6.5は、正しい方法で継続すれば必ず達成できるスコアです。
この記事が、あなたのIELTS学習の参考になれば幸いです。
著者情報
Ko Inoue - WordSprint開発者
IELTS 6.5達成者。自身のIELTS学習経験から「効率的な単語学習」の重要性を痛感し、WordSprintアプリを開発。439人以上のユーザーデータを分析し、科学的根拠に基づいた学習法を提唱している。
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